今回は英語の書き取りをメインとした英語学習法、「ディクテーション」について紹介します。あまり馴染みのない人もいるかもしれませんが、ディクテーションはどういった効果があるのか、詳しいやり方、そして効果的な学習法について説明したいと思います。

ディクテーションとは、どのような勉強法か

ディクテーションとは何か

英単語のdictationには、「書き取り(試験)」「口述」といった意味があります。

勉強法のディクテーションとは、単語のほぼそのままの意味で、「耳で聞き取った英文をそのまま書きとる学習法」のことです。なので実際にディクテーションを行うには、英文のスクリプトがある教材が必要になります。

ディクテーションはどのような効果があるのか

ディクテーションは聞いた英文を書きとることで、リスニング力が養われます。また新しい単語の発見や学習にもつながります。

効果は人にもよりますが、だいたい1~3ヶ月続けていけば効果がでてきます。

ディクテーションのやり方

ディクテーションのやり方

ここからはディクテーションの詳しいやり方を説明します。

ディクテーションのやり方

  1. 英文を聞いてそれを書きとる。
  2. スクリプトと照らし合わせて、間違った箇所を確認する。
  3. わからなかった単語や聞き取れなかった単語を確認、復習する。

    ディクテーションのやり方はシンプルです。英文を聞いて、それを正確に書き取ります。書き終わったら、英文スクリプトと照らし合わせて自分が間違えた箇所を確認します。このとき、もう一度英文を聞いてみると理解が深まります。

    聞き取れなかった単語や意味がわからない単語を確認します。そして再度復習をしていきます。

    ディクテーションは教材さえあれば、事前に用意するものはないので好きな時間にすぐに始めることができます。スクールが用意する教材があればいいですが、特別そこにこだわる必要はありません。必要なものは英語の音声と英文スクリプトなので、例えばTEDを利用した学習でも十分効果的です。

    ※詳しくはオススメの学習法にて説明します(オススメの学習法へジャンプ)。

    ディクテーションのコツ

    ディクテーションのコツをいくつかご紹介します。

    ディクテーションのコツ、注意点

    • 復習を入念にする
    • 文法を学習することを怠らない
    • 効果が出てくるまで継続する

      1.復習は入念にしておく。

      ディクテーションは事前に学習する必要はないですが、レッスン後の復習はしっかり行うとより効果を実感できます。具体的には単語の意味の確認です。また文法の理解が曖昧な人は、ディクテーションにある英文の範囲だけでも理解しておくと、より効果が表れます。

      2.文法を学習することを怠ってはいけない!

      ディクテーションはリスニングだけでなく、文法の知識が必要です。多くの人がリスニングにばかり集中しがちですが、例えば英文を聞いて、その単語が過去形なのか未来形なのか理解してないといつまでも同じ間違いを繰り返してしまいます。

      また文法の知識があれば、聞こえてくる英文の先回りができるので、書き遅れを防ぐことができます!

      例:How old _ _?

      この文の続きは聞かなくてもわかりますよね?このように単語がくるまで待つ必要がないので、次のディクテーションに備えることができます。

      3.効果が出てくるまで継続する。

      ディクテーションはシャドーイングと同じで、効果が出てくるまで少し時間がかかります。それはさきほども書いたように、英語を聞きとるリーディング力だけでなく文法や単語の知識が必要になるからです。

      文法、単語、リーディング力、リスニング力を一度に向上させるのは難しいです。継続を積み上げることで、効果が出てきます。

      ディクテーションの口コミ

      ディクテーションを続けている人たちの口コミを紹介します。

      ディクテーションのいい口コミ

      • 細かい発音まで聞きとらなければいけないので、発音の勉強になる
      • 毎日続けていると、だんだん英語が聞き取れるようになってくる

        ディクテーションはリスニングだけでなく、発音の学習にもなるという口コミがありました。

        英語は強弱のアクセントがあるので、スクリプトを見ただけではわかりづらいかもしれません。ネイティブの発音の特質を理解するだけでも、ぐんとリスニングが向上します。

        また、ディクテーションとシャドーイング、二つを組み合わせることで英語が聞き取れるようになったという声もあります。この二つを組み合わせた学習法をしている人はかなり多く、どちらもリスニング向上に効果的なので、継続することで効果を感じたという声が多いです。

        シャドーイングについてはこちら

        シャドーイングも、ディクテーションと同じく「英文を聞いて、何かをする」という共通点があります。ディクテーションが「英文を聞いて、書きとる」のに対し、シャドーイングは「英文を聞いて、復唱する」という勉強法です。

        シャドーイングはスキーピング力とリスニング力、英会話に必要な能力が身に付くので、こちらもぜひ合わせて英語学習に取り入れてみてください。

        シャドーイングとは何か やり方を徹底的に解説!英語が聞き取れるようになる!?

        一方、「冠詞などの細かい部分が聞き取れなくてむずかしい」という感想もありました。確かにネイティブのスピードは速く、細かい部分を聞きとるのはむずかしいです。

        対策としてはさきほども触れたように、ディクテーションをする際に先回りをしながら聞いてみると、余裕をもって学習できます。

        目的別、ディクテーションのオススメ学習法!

        ディクテーションをそれぞれ学習の目的別にまとめてみました。

        • 日常会話を勉強したい人
        • TOEICなどの試験対策をしたい人
        • ビジネス英語を学習したい人

        日常会話を勉強したい人向けのディクテーション

        映画やドラマを見ながらしてみましょう。映画やドラマに出てくる英語は普段ネイティブが使う英語そのものなので、ネイティブとの実践的な会話練習ができます!会話を聞きながら自分ならどう受け答えできるか想像しながらするとスピーキングの学習にもなりますね。

        俳優の声はクリアでハッキリとしているので、聞き取りやすいのもポイント。少しハードルが高いと思ったら、Disneyなどのアニメーションもおすすめです。

        TOEICなどの試験対策をしたい人向けのディクテーション

        TEDがオススメです。TEDは世界中からそれぞれの専門分野のプロフェッショナルのスピーチが聞けるので、ハイレベルな単語を学ぶことができます。特にTOEICに出てくる単語は専門的なものが多いので、ここでのディクテーションに慣れておくとより学習の助けになります。

        また、医学や心理学といった専門的な知識を同時に学べるので、専門的な記事を問う問題が多いTOEICやIELTS対策にもうってつけです。

        TEDを使ったディクテーション

        TEDICTというスマホ用アプリで、TEDを使ったディクテーションを無料で手軽に行うことができます。リピート機能、倍速機能、英単語辞書など、ディクテーションを勉強するのに便利なツールが満載!しかも無料なので、ぜひ使ってみてください。

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        ビジネス英語を学んでいる人向けのディクテーション

        スタディサプリのビジネスコースがおすすめです。本番さながらのストーリー構成で、実際の仕事や商談の場をイメージしながら勉強することができます。

        しかも、シャドーイングを手軽に行える機能や、学習時間や成果がグラフに表示されるなど、ディクテーションを長く続けられるようにする機能が満載です。

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        スタディサプリは、1日数分から、ディクテーションやシャドーイングの勉強、さらに英語力がもっと身につく!授業を受けることができます。月額3,000円未満とお手頃価格な上に、リクルートが運営しているのも安心ポイント。こちらの記事で紹介しているので、ぜひ一度無料体験を行ってみてください。

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        まとめ

        ディクテーションはシンプルな学習法ですが、レッスン後の復習をする、しないによってそれぞれ効果が表れる時間がだいぶ異なります。

        ディクテーションは、シャドーイングと併用して学習することで、効果をより高めることもできます。今回紹介したオススメの学習法を参考に、ぜひ英語学習の向上の手助けにしてみてください。

        シャドーイングについてはこちら

        シャドーイングも、ディクテーションと同じく「英文を聞いて、何かをする」という共通点があります。ディクテーションが「英文を聞いて、書きとる」のに対し、シャドーイングは「英文を聞いて、復唱する」という勉強法です。

        シャドーイングはスキーピング力とリスニング力、英会話に必要な能力が身に付くので、こちらもぜひ合わせて英語学習に取り入れてみてください。

        シャドーイングとは何か やり方を徹底的に解説!英語が聞き取れるようになる!?